2001.8.18  新島でチヌ

さて、本来なら今日は台風の影響で風、波ともに高く
釣りにならないだろうと思っていた。
ところが、いざ明けてみると風も夕べの方が強いくらいで
そんなに強くない。
そうなると もうじっとしてられない。団子の材料もあと一回分
残っているし・・・(^^)

で、昨日は東二見でコチヌ2匹の貧果だったので今日は
再び新島へ。
道中、大雨に。「これは竿出せないかなぁ・・」と思って
いたが現地につくとピタッとやんだ。巷では僕の事を
雨男という人もいるが、実は晴れ男なのだ。(^^)

さて、先日入ったところは根かかりが多かったので
今日はもう少し南へはいる。 だが団子を10回程投げたころ
また根がかり・・・(ーー;  引っ張ってもなかなか切れない。
「こりゃ、高切れしそう・・」と思ってたら案の状・・・
それも浮きが流れてしまった。 あ〜大ちゃん寝浮きがぁ・・・

失意の中、車に代りの大ちゃん寝浮きを持って来て
釣り再開・・・が、しかしやけにテトラの際が茶色に濁ってきた?
「なんやこれ?」と思っていると、濁りはドンドン広がって
ゆく。 丁度団子を入れる範囲にまで広がってきた。
これでは釣りにならないので、先日の場所付近に
移動した。せっかくチヌが寄っているだろうに・・・(^^;

場所を変えてここでも10投程したころ、また雲行き
が妖しくなってきた。間もなく大荒れの天気に。(ーー;
こりゃたまらん!と車に避難。

なんだか今日はついてないや・・・
10分ほどで雨はやんで、晴れ間も出てきた。
さぁこれから! と張り切って団子を投入。
すぐに奇麗なあたり。最初は結構締め込んでくれたが
すぐに力尽きてあがってきたのは、25cm程のコチヌ。
最近これが多くなってきたなぁ・・・

でも、これでボーズはなし。チヌも寄って来たので
釣るぞぉ〜 と思いきや、潮が急に早くなって来た。
もともと紀州釣りは潮の流れが速いと釣り難い。
大ちゃん寝浮きは浮子止めが無いので特に釣り難い。

しかも、手前竿2本までは右に急流。その先は左に急流
という潮。沖目の左の潮に乗せても道糸が左に大きく
膨らみ、合わせても合わせきれない。(ーー;
また、団子を投入しても割れてなじむまでに左の遠くに
流れてしまう。で、団子を弱めに握ると今度は投げる時に
割れてしまう。しかたが無いのでちょっと小さ目の
団子で打ち返す。が、当りはない。

何度が浮きの動きがおかしかったので合わせたが
当りではなかった様だ。 時間だけがドンドン過ぎて
団子も最後の1個になった。
バッカンに残ってる団子を寄せ集めて、ちょっと大き目
の団子を投入。 うまい具合に仕掛けが潮に乗って
流れてゆく・・・

あぁ、もう終わりやな。。と思ったその時、奇麗に浮きが立った。
「すわ! 今や!」と思い切り合わせる。ガッチリかかって
手応え十分。コチヌの引きではないのはすぐに判る。
2、3度締め込んだ後に上がって来たのは奇麗な
(ちょっとコバルトブルー掛かった)チヌだった。
メジャーを当てると40cmジャスト!

久しぶりの40cm台や。(^^;
でも、最後まで諦めたらあかんね。昨日も最後から
2個目の団子できたし。

2匹の釣果だったけど、苦しんだ分嬉しい釣果だった。(^^)
盆休み、前半3日間は首の寝違えで釣りが出来なかった
が後半に5連荘。全部団子でチヌ、総数は9匹 最長寸は
きょうの40cmだった。 (^^;




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